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タイガーウッズの成績から見えるパー3、4,5のスコアマネージメントを考えてみる

100切りを目指す初心者、80切りが目標の上級者目指すゴルファーに参考になる重要なスコアマネージメントについて考えてみます。

2010年のタイガーウッズのラウンドの1年の集計から気になるデータを出してみました。

Par 3 を平均スコアが3.10
Par 4 を平均スコアが4.05
Par 5 を平均スコアが4.64

となります、ハードなコースでのスコアになりますが立場変わればの不思議な傾向が見えます。

タイガーのようなプレーヤーですら、パー3はバーディをとるよりボギーが多く難しいということ。
パー4はおよそ平均でパーが取れる。パー5では半数近くがバーディーということが解ります。

これをみると80切りを目指すプレイヤーにとって大事な目標が見えてきます。
パー3ではライも平らでやティアップも出来るが距離もおよそ150ヤード以上あり、バンカーや池などハザードが効いており、グリーンの起伏も複雑な場合が多く、
パーをとることが難しいので無理にバーディーを狙ってハザードに入るよりグリーンセンターよりに安全にパーオンをめざして3で上がることが重要ということ。

パー4ではセカンドの距離がパー3より短くなることも多くパー3よりはボギーが出ずらいホールがいくつかあるのでホールごとに安全に守ったり攻めたりになります。

パー5ではおよそ1ラウンド4ホールあるパー5では1つはバーディーが目標になり4ホールともボギーを打たないのが目標になります。
90を切るレベルになりますと1打目、2打目とある程度のショットが打てるので3打目が100ヤードを切ることが大半になるためにパーが取れやすくなるということです。

100切りを目指すゴルファーには興味深いですが目標が変わってきます。
つまりダブルボギーペースで108になるので9個以上ボギーをとるのが目標になります。

パー3では160ヤードで仮定すると1打目がある程度のミスショットでも130ヤード地点までは行ってることが多いので2打目は30ヤードのピッチの距離になり
2打目ではグリーンに乗せることは容易になってくるので2パットでボギーとなりますので初心者にとってパー3ではボギーでは上がりやすいホールになります。
なので重要なことは1打目でバンカー、池などのハザードに入れない、2打目はバンカー越えの転がしのアプローチの出来ない場所に打たなければよいので随分楽になります。
多くの場合実力以上に1打でグリーンオンを目指すためにバン入やチョロに近い球が出てしまいます。
なので最初から距離さえでればどこでも良いつもりで打てば意外と距離も出すことができ簡単になります。

パー5ではもともとナイスショットの確率が悪いためにオンする前に少しでも距離を出そうとして何度も大きなミスショットがあり3打目の距離が100ヤードどころか150ヤード以上残っていることが多くなります。
このため上級者には優しいロングが初心者には意外とダボ以上の大たたきのホールになることが多いのです。

まとめ
上級者はパー3ではボギーでもやむなしで安全にパー狙いを前提に。ロングは積極的に全4ホールパーを狙いバーディーも見据える。
初心者はパー3では最初からボギー狙いで。ロングは距離を無理に出さずに3打目の距離を詰めてダボ2個、ボギー2個で十分と優しく考える。

みなさん一度合計のスコアカードだけ足さずに、パー3、パー4、パー5別で集計して傾向を出してみてはいかがでしょうか?

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